2)TOEIC対策/リスニング攻略法

では具体的に何がTOEICの特徴かといえば、それはリスニングにあります。トータル120分の試験時間の中で4割近い45分もの時間が、また点数でいえば200問中100問の5割がリスニングにあてられています。リスニング問題は4つのパートに別れていますので、それぞれのパートでポイントとなることと勉強のコツを2・3紹介したいと思います。

@ 写真描写問題:10問(提示された写真についての説明として適切なものを放送で与えられた4つの選択肢から選びます)問題用紙には4つの文章の記述はありませんが、10語以下の短い文章ですので、それぞれの文章の文法まで細かく聞き取り是非を検証します。 写真を観察する時間は特に与えられていませんので、写真を見るのと文章を聞くのは同時進行です。このパートでポイントになるのは「受け身」です。すで提示された写真の状況に対して説明を加える作業ですので自然と「◯◯が△△に立てかけられている(受け身の進行形)」とか「××が□□されているところだ(受け身の現在完了形)」といった表現が多くなるのかもしれません。

A 応答問題:30問(13語程度の短い質問または発言が放送され、それに対しての応答として適切なものを問題用紙に書かれた4つの選択肢から選びます)

4つの文章を読む時間は特に与えられていません。このパートでポイントとなるのは、疑問文に対する応答が必ずしもYes/Noではないということ、また疑問文に対して疑問文で応答することもあるということ、つまり教科書には載らないようなイレギュラーな会話が多く出題されるということです。例えば「そこの本を取ってくれませんか?」に対して「なんで私が取らなきゃいけないの?」というような具合です。しかしこのように文法的に不自然な会話の流れも、私たちの日常生活に置き換えてみればごく自然なことかもしれません。聞く耳を柔軟に持ちしっかりと会話の内容を理解することが求められます。

B 会話問題:30問(2人の会話を聞いて、続く3つの質問にそれぞれ与えられた4つの選択肢から適当なものを選びます)2人の会話は平均2往復で計30秒強の長めの会話です。

リスニングが得意な人は、メモを取らずに会話だけに集中しても記憶できる程度の情報のボリュームではありますが、放送が始まる前に質問と回答案に目を通す時間があれば、どのような内容の会話で、何に注意して聞いておけばいいのか予想を立てることができなおよいでしょう。しかし文章を先回りして読むことに躍起になって放送が耳に入ってこなくなってしまっては本末転倒ですので、その場合は鍵となる単語や数字を見つけて印をつけたり頭の片隅に置いておくだけでも放送される会話の内容がぐっと身近になります。

C 説明文問題:30問(説明文を聞いて、続く2つの質問にそれぞれ与えられた4つの選択肢から適当なものを選びます)説明文はパート3の会話文と同じぐらいの長さなのですが、1人の話者が途切れなく話すので情報のボリュームは多く感じられます。

質問には関係のない情報も含まれ惑わされやすいので、パート4こそ事前に質問と回答例を読んでおくことが必須とされます。説明文の内容としては例えば、スポーツジムの館内放送、新しい商品の宣伝広告を読み上げたもの、留守番電話の内容などです。日頃から英字で書かれたものを読み、媒体独特の表現法やよく使われるイディオムなどを覚えておくのもよいでしょう。

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