2)IELTS対策/リスニング攻略法

IELTS(アイエルツ)試験はアジア人に馴染みがあるペーパー・ベースという形で行われ、形式的にインターネット・ベースのTOEFL(IBT)よりもやりやすいところがあります。しかし、ハリウッドやアメリカ・ポップ・カルチャーに親しんでいる方にとって、聴解は厄介かもしれません。その対策はまずNETFLEXをやめ、携帯にBBCラジオのアプリをダウンロードするところから始まることでしょう。さて、ブリティッシュ・アクセントに多少慣れたところで、リスンニング問題の構成、よくあるパターンとその対策を見ていきましょう。

リスンニングの問題は四部分にわかれていて、それぞれ一度しか放送がありません。各部分に約10問があり、30分の間に放送され、最後には10分間の用紙に解答を記入する時間があります。かなり緊張感のよぎる試験ですが、肝心なのは音声が始まる前に問題を読み、そして予測しながら回答することです。概要の部分で触れましたが、語学検定の主旨はコミュニケーション能力の有無であり、同時通訳のタッピング・テストではありませんので、話の内容を理解したうえで回答ができれば、一字一句を全部聴き取る必要がありません。

IELTS(アイエルツ)のリスニング問題は基本的に日常生活や学校、職場の一場面における会話ですが、ストーリーをつかむことが大切です。音声が流れる前に、概ね10秒から30秒の空き時間がありますので、この時間を利用して、問題を読み、WHO? WHAT? WHERE?WHEN? WHY? HOW?といった構成要素に気をつけながら聴くことが有効です。

リスニング問題の形式はさまざまですが、よく現れるパターンはマッチング問題(Matching)、判断問題(True / False)、穴埋め問題(Gap fill・Sentence Completion・Short-answer question)、選択問題(Multiple Choice)、図解問題(Diagram Labeling・Chart/table completion)があります。メモ用紙が配られますので、数字、人や場所の名前などをメモしながら聞いていくことがおすすめです。このように聞きながらメモする訓練も必要です。自分だけが見るものですから、自分がわかる言葉と記号で大丈夫でしょう。スペルを思い出すために聞き逃してしまうのは避けたいです。以上のポイントを押さえつつ、過去問を挑戦してみましょう。

IELTS listening   IELTS

リスニングには読解ほど難しい語彙が出ませんので、スクリプト(原稿)を徹底的に理解し、朗読することをおすすめします。読む練習は言葉のリズムなどを身につける身体感覚を鍛える訓練に近いもので、読解とスピーキングのレベル・アップともにつながるでしょう。最後に、諦めずに練習を繰り返すことが語学の勉強においてとても大切なことであり、リスンニングに関してはよりその努力が必要でしょう。6.0点のトータル・スゴアを目指したければ、比較的パターンがはっきりしているリスニング・テストは7.0から8.0点を目指しましょう!




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