3)英検1級対策/リスニング攻略法

100分の筆記試験ののち、残り30分で4つのパートに分かれたリスニング問題27問に回答します。たとえ自信のある回答ができなかったとしても、それに気を取られることなく次の質問に専念する集中力と自制心が必要です。過去問題を参考にしながら出題傾向を調べたり予備知識を付けるなど、不安材料を減らしておくことも重要です。

@ パート1:10問(対話に関する質問に答える)2〜3人による3〜4往復程度の短い会話が流れます。最初の1往復で場面や状況をつかむことができるといいでしょう。内容としては商談や業務上のトラブル解決の場面や、登場人物の心理状態についての議論の場面などが多く見られます。質問は問題用紙に書かれていませんので、あらかじめ選択肢に目を通しどのような質問がなされるのか予測をたてておくとよいでしょう。

A パート2:10問(英文に関する質問に答える)200字前後の説明文あるいは研究報告などが読まれます。パート1と同様に質問は問題用紙にありません。1人の話者が途切れなく話すので与えられる情報量は多く感じます。素早く状況を把握し、話しの展開にも気を使いながら総合的な主旨を理解する必要があります。質問は冒頭の疑問詞と名詞に注意して何が問われているのかしっかりと聞き取りましょう。

B パート3:5問(問題ごとの状況と質問を読み、アナウンスに関する質問に答える)このパートからは1問が2点の配点となり難易度を表しています。まずは初めに与えられる10秒間で素早くsituationの文章を読み「自分は誰か」「どんな場面に立たされているのか」の2点を明確にします。

アナウンスの内容を聞きながら特徴的な名称や数字があればメモをするか、選択肢の中に同じ語句を見つけた際は◯を付けるなどして目立たせておきます。またアナウンスと決定的に異なる事象が選択肢に含まれていた場合はわかった時点で削除してゆきます。アナウンスを聞きながら選択肢の文章を読むのは高度な技術ですが、何回も同じ練習を繰り返すことで、必ずコツが見えてくるはずです。

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C パート4:2問(インタビューに関する質問に答える)3分から3分半程度のインタビュー形式の会話が流れます。非常に長いアナウンスですので聞いただけで暗記するのは不可能に等しい情報の多さです。パート3と同様にアナウンスを聞きながらキーワードをメモしたり暗記したりするスキル、また同時に選択肢に目を通しながら質問を予測するスキルを付けることが重要です。

インタビューは報告書を棒読みするようなスタイルではなく、相手の反応を見ながらことばを選んだり、言いよどんだりという実際に近い話し方で進みますので、日頃から海外の映画やドラマを見てネイティブ独特のスピード感や間の取り方に慣れておくことも重要です。

インタビュー冒頭でゲストの名前と職業などが紹介される部分、初めの質問でゲストの今置かれている状況が分かる部分は必ず聞き取ってください。その後のインタビュー内容を理解する大きな足がかりとなります。

3分も話していると話題が一つにとどまらず二転三転する場合もあります。こうした展開にたいして柔軟な耳を持ち、話しの筋を見失っても聞き取った情報を断片的に繋げるなどして、大体のインタビュー全貌の筋を自分の中で作ることができるとよいでしょう。




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