2)英検1級対策/筆記試験攻略法

では参考として英検1級合格のための対策として各パートでポイントとなることと勉強のコツを2・3紹介したいと思います。トータルで130分の試験は100分の筆記試験よりスタートします。点数でいえばほぼ6割が筆記試験にあてられています。1問に対して使える時間は比較的ゆとりがありますが、筆記試験最後の作文問題の所要時間に個人差がありますので、何回か全パートの通し試験練習をおこなってみて自分にあった時間配分を見つけてください。

@ 筆記大問1:25問(短い英文の空欄に文脈に合う適切な語句を補う)初心者から上級者まで各級の受験者がもっとも点を落としやすい語彙穴埋め問題です。出題される語彙はほとんどの場合が動詞や形容詞、副詞で、正解の語彙と他の選択肢の語彙を合わせるとたいへんな単語量になります。

同意語や活用方法などを一つのかたまりとして覚えるといった効率的な勉強法を身につけるといいでしょう。英検一級で出題される語彙はTOEICよりも高度で、専門的あいるは文語的なものも多く含まれます。日頃から新聞や雑誌などきちんとした媒体の英文に親しみ、わからない単語がある際は、その単語を含む文章ごとノートに書き出し、どのような語と語の結びつき(コロケーション)の中で使われているかにも注意しながら意味を覚えます。

A 筆記大問2:6問(長文の空欄に文脈に合う適切な語句を補う)ここで提示される2つの長文は、例えば社会問題に関する調書や、科学研究の報告書といった専門性の高い内容です。二つの長文は350語前後とボリュームがあるにもかかわらず配点が各3点と少ないので、まずこのパートを飛ばして大問3や4が終わってから余った時間で解くのも一策です。

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B 筆記大問3:10問(長文の内容に関する質問に答える) このパートで出る3つの長文は500語程度で、内容は大問2と同様に専門性の高いものです。普段より英文法や語彙を修得する勉強と併せて、今世界でどのような問題が起きているのかという時事問題にも広く関心を持ち、そこで使われる専門用語や名称なども併せて覚えておくとよいでしょう。長文読解にとりかかる前にまず質問を読みどのような内容が問われるのかを把握し、鍵となる名称や数字などを頭の片隅においておきます。長文を読み始めて該当する箇所まで来たら、そのつど質問に戻るという方法をとると効率よく回答を進めることができるでしょう。

C 筆記大問4:(指定されたトピックについて英文を書く)英検がTOEICと一線を画す大きな要因がこの英作文にあります。ある議題に対して肯定か否定か、賛成か反対か、といったどちらかの立場でその根拠を3つの段落に分けて論説します。

「導入」と「結論」の段落を合わせると全5つの段落からなる、英文200字前後の小論文です。配点も28点と非常に大きいので作文に自信のない人は、この大問から始めるというのも一策でしょう。A4用紙にどれくらいの大きさの字で何行ほど書けば200字程度の分量になるのか試験前に必ず確かめておいてください。

出題されるトピックの分野は社会問題、環境問題、食料問題など多岐にわたっています。日頃から文献をただ読むだけではなく、それに対しての自分の意見をしっかりと持ち、どう英語で表現したらいいのかの具体的なシュミレーションを繰り返し自分なりの回答データベースを構築しておくとよいでしょう。



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